BW環境からの変化と言えばボルトロスとランドロスの霊獣フォルムの存在。
ボルトロス(霊獣フォルム)
タイプ:電気/飛行
特性:蓄電
種族値:79-105-70-145-80-101
電磁波を受けない高速高火力のアタッカー。何となくHGSSまでのサンダーと同じ様な使い方をしたくなる特徴。手助けを受けた眼鏡10万ボルトだけでラティオスのジュエル流星群耐えのラインまで倒せる火力。
ボルトチェンジを組み込む事で、特性の蓄電と相まってBW環境で猛威を振るった化身フォルムに対してかなり有利に立ちまわる事が出来る。
A種族値も105あるので、今までの電気タイプが苦手としていたバンギラス(やカビゴン達)に馬鹿力を撃つ事も出来る。ボルトチェンジではなくとんぼ返りを使うのも手。バンギにもある程度入るかな。
ランドロス(霊獣フォルム)
タイプ:地面/飛行
特性:威嚇
種族値:89-145-90-105-80-91
岩等倍、格闘半減、地面無効。ダブルバトルに於ける物理攻撃の主なタイプであるこの三つを等倍以下に抑えられるのは威嚇持ちとしてはかなり大きく、中でも岩タイプが弱点じゃないのは同特性で今まで多く使われてきたポケモンには見られない特徴。
A種族値145はダブルダメージのジュエル地震でメタグロスを一撃で落とせる火力。
BW期の化身フォルムランドロスは特性の発動を前提として「砂パーティに於ける相手のバンドリ等に対する枠」としての採用されていて、ほとんどの場合バンギラスがセットになって初めて最低限の火力が確保出来ていた。霊獣フォルムの登場で、砂パーティに限らずスペックの高い対砂枠の600族が使える様になったのはかなり大きな変化になっている様に感じる。
こいつも相変わらず無駄にCが105あるので、これから増えるであろうFCランドロスミラー対策にめざ氷でも入れてみようかと思った。もし使うなら控えめ最速ボルトロス抜き程度にSを確保すればマンダに当てていく事も考えられる。
・霊獣フォルムに対して
ラティオスやラティアスが上から縛れて強いですね。S101のめざ氷持ちも多そうなFCボルトロス、威嚇持ち枠としてもFCランドロスの存在でボーマンダの枠が段々ラティオスに推移していきそう。そしてラティオスばかりの環境から段々ラティアス環境へ。ここまでテンプレ。
後はスカーフユキノオーとか強いんじゃないですかね。どうせBW2で雨増えるし、ボルトランドのどちらにも先手取れるし。前述のラティにも強い。・・・見せ合い時点で霰パーティ使ってたらボルトロスは恐らく選出してこないと思うので持ち物は順当にオボン辺りで良いのか。何にしてもユキノオー初め霰パーティはこれから台頭すると思う。苦手だった砂に対してもFCランドロスという味方が増えた。
その他スタンに使えそうなポケモンで考えると、これもまた氷タイプのマニューラとか強いかな。これもまた先手取ってラティFCボルトランドに抜群取れる。特性も新しく「わるいてぐせ」が解禁されて面白そうだし、是非一度使ってみたいポケモン。
BW期からランドロスに対して有利が取れていたクレセリア。凍える風を使う場合のSラインを実数値110から少し余分に上げておけば、新環境の最速S101周りのいたちごっこから逃れられそう。どうせ自分の使ってる個体のSとか公開しないんですけどね。